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朗読 神の言葉「神は人のいのちの源である」(抜粋)その1

全能神は言われた。「人は神とともに時代を歩んできたのに、神がすべての物と生けるものの運命を支配することも、神がどのようにして万物を指揮し導くのかも、人は知らない。これは有史以前から今日まで、人には分からないことである。その理由は、神の業があまりにつかみどころがない、あるいは神の計画がまだ実現されていないからではなく、人の心と霊が神から離れすぎているからである。したがって、神に付き従っているときでも、人は知らないうちにサタンに仕え続ける。誰も神の足跡や出現を自発的に探し求めないし、誰も神の配慮と守りのもとで存在することを望まない。むしろ、人は、この世と、邪悪な人類が従う生存の法則に適応するために、進んでサタンと悪しき者の腐敗に頼ろうとする。この時点で、人の心と霊はサタンの犠牲となり、その餌食となる。さらに、人の心と霊は、サタンが住むことのできる場所となり、サタンの恰好の遊び場となる。このようにして、人は人間であることの原則についての理解と、人間存在の価値と目的についての理解を気づかないうちに失うのである。神からの律法と、神と人の間の契約は、人の心のなかで徐々に消えていき、人はもはや神を求めることも、心に留めることもしなくなる。時が過ぎるにつれて、人は、なぜ神が人間を創造したのか解からなくなり、もはや神の口から来る言葉を理解しなくなり、神からくるすべてものに気付かなくなるのである。人は神からの律法と掟に反逆し始め、人の心と霊は無感覚になっていく。……神は神の本来の創造物である人間を失い、人は自分の始まりであるところの根源を失うのである。これが今の人類の悲しみである。 」

福音書|『言葉は肉において現れる』より